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トリッキー村のサキは小説を書きます。
2018/07/09 20:51
1|♀/さっきー村のとりっきー|PC
年齢:秘密
住所:関東
返すのあした以降になります。
ダサいのでダサいと思う人はいってください。
じゃんじゃんいっていいですよん。
((最近情緒不安定です
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2018/07/24 17:27
8|さっきー村のとりっきー|PC
薄日が西側の窓から射し、この空間中の埃がキラキラと舞っている。私はそれを遠目で眺めて、彼の方へと向き直った。
彼は雑念を取り除くように埃だらけの空気を思いきり吸うと、唇を震わせながら言葉を発した。
「お、俺さ…前から花田のことが好きだったんだ…。俺と…付き合ってくれ」
その瞬間、私の全身が一気に粟立った。普通ならここで、私側の人間は「ありがとう。私もあなたのことが…」などと言って、二人結ばれるのだろう。
しかし、私は、“恋愛”をする趣旨が理解できない。告白をされたら、“気持ち悪い”という概念さえ抱いてしまう。
私はひたむきにその考えを閉ざすように、歯を強く食いしばった。
「ごめんなさい。私、あなたのこと好きじゃないから。じゃあ、」
「え、ちょっ…」
彼は意表を衝いた表情になった。あからさまに落胆している様子が見受けられる。
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