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完璧主義者の裏の顔【完結】
2018/12/24 11:37
1/† 雅輝 # (。∀°)しらすちゃん # 1151 †|PC

社長も認められる程の完璧な一条 寿也
(いちじょう としや)社員でも好評が良く
て、OLでも人気者!!
そんな、完璧主義の王子様、一条君。
でも、その裏の顔は…ホストで働いてる
裏表の激しい王子様!?
それを知ってしまった七海 クレハ(なな
み くれは)その日からクレハは毎日のよ
うに王子様に振り回される!?
どうするクレハ__!!
裏表の激しい寿也とそれに触れ回される
クレハの恋愛物語!!
続くときは、“☆”印を付けます!!
コメント等は、まさにゃんブログで…
途中から読む方は>>2
←を押してくださ
い。
では、START!!





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2018/12/24 11:42
2† 雅輝 # (。∀°)しらすちゃん # 1151 †|PC

第1章【どうしてだろう?】
クレハside
社員A「一条〜!!この企画書宜しく!!」
社員C「一条くん、この書類をね…」
寿也「はい!!分かりました((ニコッ」
OL(1)「一条くん、イケメンだよね〜…」
OL(2)「分かる〜」
寿也「俺が、どうかした?」
OL(1)/LO(2)「いえ、何でも///」
寿也「アハッ、そっか♪」
私、七海(ななみ) クレハ有名大手企業の
社の立派な正社員だ。
私は、今…非常に悩んでる。何故なら…
寿也「あ…っ!クレハちゃん!!お昼、一
緒に食べない?」
クレハ「…結構です。」
この、一条 寿也に誘われる毎日だから
だ…迷惑極まりない←
とは、言っても…彼は社員内では人気者
だ。確かに、イケメンで純粋で天然なと
ころもあるけど、しっかりしている。
そんな、彼を魅了されるのはおかしくな
い…でも、何でだろう…私は、そんな彼
が普通に見える。魅了されないし、魅力
的なところのハズが、全然普通に見える
何故だろう…。
?「クレハ?」
クレハ「!!ひ、日向〜…」
日向「アンタ、また一条のこと考えてた
でしょ?やめときなって、自然に解決す
るもんなんだから…」
クレハ「だって…」
日向「タイプじゃないんだから、しょう
がないよ。」
クレハ「…」
日向「…はぁ、ホント…クレハは真面目
ちゃんなんだから…」
クレハ「?」
日向「明日、休みでしょ?明日はショッ
ピングモールに行こ?最近、できたショ
ッピングモール、結構良いらしいよ?」
クレハ「ホント!?行く行くぅ!!」
日向「うん、決定♪」
本当、日向は良い人だな〜…日向は、私
の近所で幼稚園の頃からずっと一緒。
いつも、どんなことでも真面目に考えち
ゃう私のことを気を使ってショッピング
モールとかに連れてってくれる。お姉ち
ゃん的存在。毎日、気を使われてるから
その癖を直そうっと思っても直せないん
だよな〜…。
日向「その代わり…SWAROVSKIのピア
ス、買って♪」
でも、そのお礼料として…ブランド物を
買わされるから、生活費がギリギリであ
る…。
クレハ「SWAROVSKIのピアスぅ?」
日向「そっ!!あ、勿論…高いやつ♪」
なんか、徐々に日向の財布になってる気
がする…。

>>3




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2018/12/24 15:06
3† 雅輝 # (。∀°)しらすちゃん # 1151 †|PC

第2章【ホストのNo.1】
クレハside
翌日、私はSAWOROVSKIのピアスを購
入されながらの、深夜12時まで呑んで
いた。
日向「もう1件行くゾー!!」
クレハ「おー!!」
そういって、日向が連れてきてくれたの
は…歌舞伎町のホストだった。
ここに来た瞬間、酔いが一気に覚めまし
たハイ…←
日向「アハハハ!!面白いね、アンタ!!そ
の芸で他のお客さんに見せちゃえ!!」
日向は、ホスト店員虐めちゃってるし…
帰りは、お泊まりかな…?
クレハ「…はぁ、トイレ行ってくるね。」
日向「うん!!いってらっしゃ〜い♪」
はぁ、結構良い男居るんだけど…タイプ
じゃないんだよな〜…
?「あの…!メガネ、返してください!」
クレハ「ん?」
「キスしてくれたら返すよ?」
?「キ、キス!?」
「嫌なら、返さないよ?」
?「こ、困ります!!」
「じゃあ、キスして…?それか…名刺…
払えよ。」
うわ…っ、こんな最低なホストのお兄さ
ん居るの?最低…名刺いくらすると思っ
てんのよ…私だったら、眼鏡なんてどう
でも良いからその場から立ち去るわ…←
?「そ、そんな…」
「無理なら、返さねぇよ?メガネも…お
前も…」
…でも、結構良いことを言うね。もしか
して、口説いてる?そのくらい上手い口
説き方をしてるってことは、きっとNo
.1のホスト店員なんだろうな…チラッと
見よ♪
…え?ウソ、でしょ?

>>4




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2018/12/24 16:42
4† 雅輝 # (。∀°)しらすちゃん # 1151 †|PC

第3章【一条君の裏の顔】
クレハside
翌日…
クレハ「…」
寿也「クレハちゃん!今日、クレハちゃ
んのお弁当も作ってきたんだ…良かった
ら一緒に食べない?」
クレハ「…ごめんなさい、今日、日向と
外食だから…」
寿也「ボソッ))“今日も”でしょ?」
怖い…昨日のことが頭から離れない…
一条君が、怖く思えてくる…。

*昨日*

ウソ…でしょ?
クレハ「一条……くん……?」
口説いていたのは、一条君だった。
逃げたくても、逃げられない…足が、床
に引っ付いたのように、動けれなかっ
たからだ…。
クレハ「…」
?「え…で、でも…///」
寿也「早く、答えろよ…じゃねぇと誰か
に見られちゃうよ?」
そう言いながら、相手の首筋や頬に優し
く触れる一条君。
もう、見られてるけどね…()
?「っ!!///」
きっと、あの人、一条君のことが好きな
んだろうな…だって、スゴい顔が真っ赤
だもん…
?「…あっ」
寿也「ん?どうした…の…」
クレハ「あ……………」
バレた、少女漫画とか少女小説とかの有
りがちのパターン…足が動かず相手にバ
レる…マジ、空気読めよ作者(すみませ
んね、空気の読まない作者で…by雅輝)
?「え、えっと…その///」
寿也「はぁ、テメェがモタモタしてたか
ら来たじゃねぇかよ。しかも、こんなに
良い女がな…」
ヤバい、ターゲットにされたかも…
寿也「…つー訳で、お前は帰れ。」
?「え…?」
寿也「お前みたいな勘違い女、無理だか
ら。」
?「そ、そんな…」
寿也「良いから、失せろよ…」
?「っ!!」
…コレが、一条君…なの?私が知ってる
一条君じゃないよ…。

>>6




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2018/12/24 17:05
5† 雅輝 # (。∀°)しらすちゃん # 1151 †|PC

【☆】 クレハside
どうしよう…逃げたいのに、逃げれない
…一条君の目が、怖い…助けて、日向…ぁ
寿也「へぇ…クレハちゃんって意外と夜
遊びとかしちゃうんだ?」
クレハ「…」
寿也「俺、びっくりだなぁ…」
クレハ「…に…?」
寿也「……は?」
クレハ「だから、なに…?夜遊びしよう
がしなかろうが、私の勝手でしょ?それ
に、何なのさっきの…コレじゃあ、あの
子が可哀想だよ。散々、玩具にして目撃
されたら、簡単に捨てちゃうの?最低…
もう、仕事場には来な…「クレハちゃん
こそ、最低じゃない?」
クレハ「……え?」
寿也「人が、口説いてるときに覗いちゃ
ってさ?もしかして、クレハちゃんって
覗きがタイプなの?」
クレハ「…違う、私はただ…」
寿也「じゃあ、何で覗いてたの?」
クレハ「…」
寿也「『たまたま目撃して…?足が動け
なくて…?怖くて…?それで、ジーと見
てました』…そう言い訳したいんだ?」
クレハ「ちが…っ!!」
寿也「じゃあ、何が違うの?教えて…?」
クレハ「こ、来ないで…」
怖い、怖い…一条君が…怖い。違うのに
…私は、ただ…トイレに行きたくて…化
粧を直したくて…トイレに来ただけなの
に…なんで、こうなっちゃったの?私が
悪いの…?私が、見ちゃったから悪いの
…?ねぇ、誰か…答えて…

>>6




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2018/12/24 17:16
6† 雅輝 # (。∀°)しらすちゃん # 1151 †|PC

【☆】クレハside
ドサッ…!))
ヤバい、腰が抜けちゃった…う、動けな
い…。
寿也「…もしかして、腰、抜けちゃった
…?」
クレハ「…!!く、来るな…っ!!」
寿也「どうして?ずっとこの汚い床に座
るの?腰の様子を伺いながら…ずっと?」
クレハ「っ!!ひ、日向…!」
寿也「加藤さんがどうかしたの?」
クレハ「ひ、日向も居るの!!5、5番テー
ブルに居るから!!日向を呼んできて!!」
寿也「はぁ?ここに、人居るんだからさ…
「良いから、呼んできてよっ!!!!!!」
寿也「…っ」

寿也side

クレハ「良いから、呼んできてよっ!!!!!!」
その言葉で、俺は…胸に矢みたいな物が
刺さった気がする…。俺は、クレハちゃ
んの言う通り、後輩を使って加藤さんを
呼ぶことにした。
寿也「クレハちゃん、俺がここで働いて
ること、誰にも言うなよ?」
クレハ「…」
寿也「もし言ったら、どうなるか分かっ
てるよね?勿論、加藤さんにもね?」
俺は、そう言ってお手洗い室を後にした

>>7




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2018/12/24 17:37
7† 雅輝 # (。∀°)しらすちゃん # 1151 †|PC

第4章【王子様の作った卵焼き】
クレハside
クレハ「…」
寿也「どう?美味しい?」
クレハ「…」
寿也「卵焼きとか特に自信あるんだ。も
っと、食べて?」
クレハ「…」
寿也「…なぁ、聞いてる?」
クレハ「聞いてるわよ…」
寿也「じゃあ、俺の質問に答えろよ。」
クレハ「はぁ、ハイハイ美味シイデスヨ
…凄ク凄ク美味シイナー…。」
寿也「おい。」
嗚呼…今ごろ私は、日向と美味しいバイ
キングに行ってたんだろうな…。
寿也「ボソッ))のこと…考えてんじゃ…ぇ
よ。」
はぁ、何ぶつぶつ言ってのよ…。
…って、え?何、あの悲しそうな顔…初
めて見た。一条君の悲しい顔。
クレハ「…」
寿也「…」
クレハ「…卵焼き。」
寿也「……え?」
クレハ「上手に出来てるじゃない、味も
しっかりしてて美味しいよ。」
寿也「…」
クレハ「私好みの味。」
寿也「当たり前だろ?料理には自信があ
るんだからさ。ほら、もっと食えよ。い
っぱい作ったんだから。」
あ、元の一条君だ。良かった、戻れて。
って、私何言ってるの?最低な、男なの
に…。

>>8




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2018/12/24 18:05
8† 雅輝 # (。∀°)しらすちゃん # 1151 †|PC

第5章【王子様との契約】
クレハside
お腹もいっぱいになったことで、私は聞
きたいこと聞くことにした。
クレハ「ふぅ、ねぇ…一条くん。」
寿也「ん?」
クレハ「どうして、ホストで働いてるの
…?」
『それも、すげぇ裏表のある』って言い
たいけど、言えない。だって…表が優し
い王子様なら裏は優しくないただの怖い
男だからだ。何されるか、分かったもの
じゃない。
寿也「そんなの、決まってるじゃん。




ただの女遊びだよ?(笑)」
クレハ「…え?」
寿也「だって、この社内って結構良い女
居ねぇじゃん?だから、あのホスト店で
女遊びしてんの。」
拝啓、日向様…
お元気ですか?私、クレハは、今まで知
り合った最低な男の中で、最も最低な男
が今、私の目の前に居ます。助けてくだ
さい、このままじゃ取って食われる…←
そんなことは、さておき…。
クレハ「女遊び…って…」
それって、女性のことを…持て遊んでる
ってこと?”玩具”っとして扱ってるって
こと?じゃあ、昨日の女性はもう…”捨
てちゃった”の?いや、考え過ぎだよね、
いくら一条君でも流石に…
寿也「あ、因みに昨日の女とはもう連絡
も取ってねぇし、店にも来させてねぇか
ら。」
ストレートに捨てちゃってる!!

>>9




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2018/12/24 18:18
9† 雅輝 # (。∀°)しらすちゃん # 1151 †|PC

【☆】クレハside
寿也「ねぇ、クレハちゃん。」
クレハ「?」
寿也「契約しない?」
クレハ「何の?」
寿也「決まってるじゃん、俺の秘密をバ
ラさない契約…♪」
バラそうかな。
クレハ「契約なんて、馬鹿馬鹿しい…私
、契約なん…((chu…
クレハ「!?っ…ふぁ、いち…じょうく…
ん……っ!」
一条君の唇が、私の唇と重なってる…?
いきなり、キスとか…私を口説く気か?
寿也「…」
パシャ☆))
…え?しゃ、しん…?
ってか、ヤバい!!息が苦しい…
トントン…ッ))
クレハ「プハ…ッ!!!」
寿也「ふは、ちょー可愛い(笑)」
クレハ「何し…た…の?」
私、多分人生で初めてスゴいビックリし
たと思う…だって、一条君のスマホの液
晶画面には私と一条君のキス写真が標示
してあったから…。

>>10




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2018/12/24 18:29
10† 雅輝 # (。∀°)しらすちゃん # 1151 †|PC

【☆】クレハside
クレハ「け、消して!!」
寿也「無理。」
クレハ「何で!?」
寿也「これを、他の社員にバラすから。」
クレハ「はぁ?」
寿也「『無理矢理、キスされて…そした
ら、急に俺のスーツ脱がそうとしてて…
俺、七海さんが怖いです』って、嘘泣き
して演出すれば、クレハちゃんどうなる
のかな〜?」
そんなの、下手したら被害届とか出され
るに決まってる。
それに、あの角度…まるで、私が撮った
みたいな写真だから…余計に…。
クレハ「…要件は?」
寿也「流石、クレハちゃん。物分かりの
良い子だね…?俺と契約して。要件はそ
れだけ♪」
クレハ「…分かったわよ、ただし条件が
あるわ。」
寿也「何?」
クレハ「私と二度と関わんないで!!」
寿也「…何それ?」
クレハ「決まってるでしょ?あなたみた
いな、男性…私、苦手なの。」
寿也「…」
寿也「バラそうかな〜?」
クレハ「……はぁ?」
寿也「だって、そんなの余計怪しまれる
じゃん?コレじゃあ、契約したのに意味
無じゃない?だから、バラす。」
クレハ「やめて…!!」
寿也「じゃあ、二度とそんなこと言うじ
ゃねぇよ…!!」
ビクッ…))
き、キレた、一条君が…キレた。
私、気に触ること言っちゃったのかな?

>>11




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2018/12/24 19:27
11† 雅輝 # (。∀°)しらすちゃん # 1151 †|PC

第6章【気持ち】
クレハside
あの後、私は一条君の指示に従い契約を
交わした。
契約内容は、
1.一条君の秘密をバラさないこと
2.一条君の命令を必ず聞くこと
3.休日の日に一条君が働いてる店に足を
運ぶこと。
寿也「もし、この3つ守れなかったらバ
ラすから。」
そう言って、一条君は屋上から消えた。
クレハ「…」
何で、キレたんだろう。何気のない言葉
なのに…一条君の考えてることっていま
いち、解んないや。
いや、解りたくないな…うん。

寿也side

…イライラする。俺の気持ちも分からな
いクセにあんなこと言って、イライラす
る。…そんなこと言ったって、クレハち
ゃんにはこの気持ち伝えてないから当た
り前。でも、俺の気持ちを分かってない
って思うと八つ当たりで、キレてしまっ
た。きっと、クレハちゃん…嫌な思いし
ただろうな…。大好きな、クレハちゃん
に…嫌われちゃうよ。
そう、大好きな…クレハちゃんに…。

>>12




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