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神の拳
2021/09/28 16:30
1｜♂/ゲレンデの貴公子｜MAR-LX2J)
公園で太郎は若者20人に囲まれている。
若者達は一人ずつ木刀や鉄パイプを持っていた
こんな光景を見たのは始めてだった。
まるで一瞬の出来事だった。
先頭の若者が鉄パイプで太郎に殴りかかった
僕は恐怖のあまり、目を一瞬つぶってしまった。目を開いた瞬間若者達は全員倒れていた。
本当一瞬の出来事だった。太郎は立ったまま動いたのすらわからなかった。
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2021/09/30 11:51
8｜ゲレンデの貴公子｜MAR-LX2J)
この学校は年に一回学校のリーダーを決める
大会があるんだ。その大会は参加者全員で喧嘩をする。最後に勝った者だけがこの学校のリーダーになれる。リーダーになれば立場は先生よりも上になり、この学校の生徒全員をしきる事ができる。僕が入学してからはずっとタケシがリーダーだったけど、彼がリーダーでいる限り今の学校は喧嘩ばかりだし、イジメも無くならない。
2021/09/30 11:39
7｜ゲレンデの貴公子｜MAR-LX2J)
太郎君今日は気持ちいいね。この前凄かったね
僕見てたんだ、若者を一瞬でやっつける所
太郎は黙っていたが僕は話を続けた。
この学校は喧嘩ばっかあるけど太郎君なら大丈夫そうだね。僕は友達もいないし喧嘩も弱いから怖いんだこの学校。この学校にはリーダーのタケシというのがいるけど、彼には誰も逆らえないんだ。みんなタケシの前ではペコペコしている。
2021/09/29 10:12
6｜ゲレンデの貴公子｜MAR-LX2J)
昼休み、僕はいつも一人屋上で弁当を食べていた。今日は風が少し吹いていて気持ちがいい。
屋上は狭く金網に覆われている。その時、太郎が屋上に上がってきた。僕は太郎の様子を見ていた。太郎は金網の所に来て、遠くをずっと見ている。１０分ぐらい立った頃太郎は帰ろうとしたが、僕は勇気をだして、太郎に話しかけた。
2021/09/28 21:24
5｜ゲレンデの貴公子｜MAR-LX2J)
宗田太郎といいます。宜しくお願いします。
挨拶が済むと先生に宗田くんの席は一番後ろの
空いてる席だ！と言われた。
僕の隣の席だった。
僕はなぜか緊張した
始めまして！宗田君、僕は太田と言うんだ
宜しくね！太郎は無愛想に宜しくと言った
2021/09/28 21:15
4｜ゲレンデの貴公子｜MAR-LX2J)
今日は転校生が来ると先生に聞いていた。
2時間目の授業の鐘がなり、先生が入ってきて
一緒に転校生も入って来た。
僕は心臓が飛び出るぐらい驚いた。
あの時公園で若者達を一瞬で倒した人だ！
よく見ると身長は僕と同じ170センチぐらい
体格は痩せて見えるが、筋肉質な体をしていた
2021/09/28 21:08
3｜ゲレンデの貴公子｜MAR-LX2J)
僕は高校2年 学校は偏差値40程度の馬鹿高だ。学校で喧嘩は毎日の様に起きてる
今は授業中だけど、勉強なんかお構いなしに生徒同士が喧嘩してる。僕のクラスは2年A組。
どこの学校にもリーダーがいるが僕のクラスに
タケシというガタイのいいリーダーがいるが
性格は悪い。タケシは喧嘩だけは誰にも負けたことがない。
2021/09/28 16:37
2｜ゲレンデの貴公子｜MAR-LX2J)
僕は驚きのあまり動きが止まってしまった
若者達は皆呻き声をあげて地面に倒れている
太郎は何事も無かったようにバックを背負って帰っていった。
公園の周りには誰もいない。目を閉じた瞬間の出来事が知りたかったが僕以外は誰も見ていない。
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